プロジェクト単位での部署間連携を
大切にした一貫制作体制
設計図(承認図)を基に部品の詳細図面を描き、材料を発注する工務課。
正確に組み立て、高度な技術で溶接する製造課。
ミスなく、正しい製品になっているかを厳しく検査する品質管理課。
各課が自律しつつ、密にコミュニケーションを取りながら業務を進めるため、全体指揮を執る人はいなくとも、速やかに、正確に遂行されています。
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01
業務の受注
営業
日々の営業活動を通じて業務の受注が決まると、手がける橋梁がある現地に赴き、お客様と打ち合わせさせていただくことが多いです。
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02
設計
工務課原寸係
お客様からいただく詳細設計図(承認図)から部材マーク図や原寸リストを描き出します。「提供された図面も完璧ではない」との目線で読み込みます。不明な点を確認したり、事前にミスを見つけ出したりすることも私たちの大切な役割の一つと考えています。
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03
部材発注・スケジュール管理
工務課工務係
原寸係が描いた図面(原寸リスト)をもとに部材等を発注。工場の稼働状況に合わせて、最適なタイミングで、穴あけ等の加工を経た部材が工場に届くようスケジュールを調整します。
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04
着工前会議
工務課・製造課
「着工前会議」は、工務課から製造課へと業務をつなぐ、引き継ぎの場。発注した部材が工場に届き次第製造に着手できるよう、万端に整えた作業指示書や図面を基に、さまざまな注意点等を共有します。ただ部品を組立・溶接するのではなく「この橋梁のために」を造るのだという気持ちも共有します。
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05
組立・溶接
製造課
案件ごとに形状が違い、複雑な構造のものが多い橋梁部品。それらを正確に造り上げるために複雑な図面を正確に読み取って最適な手順を検討。精度の高い組立・溶接を行っていきます。もちろん組立前には部材の寸法チェックも怠りません。鉄の専門家を自負しているからこそ、組立時に発生する歪みの管理はお手のもの。
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06
社内検査
品質管理課
お客様による受け渡し検査の前に、社内検査を実施。この社内検査の時点でほぼミスが見つからないのがニチデンワーク品質です。「寸法検査」や「外観検査」に加えて、UT検査を行います。UT検査は弊社から第三者機関に依頼することがほとんどですが、有資格者による社内検査も可能です。
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07
受け渡し検査
お客様・品質管理課
お客様による受け渡し検査。寸法、外観に加えて、第三者機関によるUT検査(超音波探傷試験)を行います。最終の塗装・メッキ処理後の外観検査を経て納品となります。