地震大国、日本。2024年１月に起きた能登地震の被害は、改めてライフラインの大切さを実感させられるものでした。私たちが製造している橋梁部品は、命を守り、流通や交通を滞らせないという使命を担っているのです。

　その使命を果たすためには、当たり前の品質の製品を、ミスなく、正確に造り続けなければなりません。そのためにも、ものづくりのプロとして、お客様が言葉にしていないニーズをキャッチして、寄り添った提案をしなければならないと思っています。例えば、納期に応えつつも、製造に必要な時間を確保できるスケジュールを提示する。製品に求められる役割と強度を踏まえて、よりシンプルできれいな形状を提案する。そのことがインフラを守ることに直結しているはずですし、そういった提案を通して、お客様から頼りにしていただける会社として成長し続けることが、私たちの誇りにもつながると信じています。

　これからもインフラを支え、社会を支えていく。そして、ニチデンワークで働くことに幸せを感じられる会社であり続けるために。これからも私たちは日々技術を磨き、知見を深めていきます。